バリアリーフって何??

 バリアリーフは沖合にサンゴ礁が発達し、まるで陸を波からバリアする防波堤のようなサンゴ礁(=リーフ)です。

 

 世界最大のバリアリーフは、有名なオーストラリアのグレートバリアリーフで約2000kmにも及びます。

 

 久米島には南東部、南西部にバリアリーフが発達しています。

 内部にはての浜を持つコバルトブルーのサンゴ礁池を有するバリアリーフは、世界にも類を見ない久米島独特の自然環境です。

久米島のバリアリーフ

はての浜周辺
はての浜周辺
南西海岸
南西海岸


●バリアリーフ地形

 バリアリーフとはサンゴ礁の形状の一つで、日本語では堡礁(ほしょう)といいます。

海岸から礁湖(ラグーン)と呼ばれる浅い海とサンゴ礁のへりには礁原(干瀬)という高まりをもつサンゴ礁地形です。沖縄では石垣島と西表島の間(石西堡礁)と久米島東海岸(久米堡礁)があります。

内部にはての浜がある久米堡礁は、他にはない久米島独特の景観です。

バリアリーフ内の礁湖(ラグーン)
バリアリーフ内の礁湖(ラグーン)

礁原



●サンゴ礁のでき方

 サンゴは光合成を行う生き物と共生するので基本的には光のあたる浅い海に生育します。ですので陸地の回りの浅い場所にサンゴ礁ができます。

 その後、陸地の沈降海水面の上昇(最後の氷期が終了時に上昇したと考えられている)により水深が深くなると光のあたる場所を求めてサンゴ礁が上方向に成長し、裾礁堡礁環礁というサンゴ礁地形を形成します。

 日本で見れるサンゴ礁の大部分は裾礁です。久米島や八重山に堡礁、沖の鳥島などが環礁になります

久米島 真謝海岸
久米島 真謝海岸

      ↓ 海水面上昇or島の沈降 ↓

オーストラリア グレートバリアリーフ
オーストラリア グレートバリアリーフ

      ↓ 海水面上昇or島の沈降 ↓

沖の鳥島
沖の鳥島


●久米島のサンゴ礁地形

・久米島全域のサンゴ礁地形

 久米島は島の回りにサンゴ礁が発達しています。

 南西部と南東部に堡礁が形成されていて、島から水深数mほどの礁湖があり沖合にはサンゴ礁原と呼ばれる陸地化した部分があります。

 特にはての浜のある南東部には10kmを越える久米堡礁が発達しています。

・久米島南東部の久米堡礁(バリアリーフ)

 久米島南東部には大きな堡礁が発達しています。

 礁湖の中にも1筋のサンゴ礁の高まりラインがあり、そこに砂が堆積したのがはての浜です。


水中の様子

礁原は歩いて散策できます